ニューロコンピューティングによる最適道路経路の探索方式
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ディジタル化地図の整備が進み、各種の地図情報システムが提案されているが、その中でも最近、道路経路を使ったナビゲーションシステムの実用化が本格的に立ち上がろうとしている。このナビゲーションシステムでは、道路経路を2地点間の距離や交通渋滞度のようなコストを最小にする最適経路の探索問題が重要となる。既にこの問題に対して、動的計画法やDijkstra法などを用いた検討が進んでいるが、道路のノード数が大きくコストが時々刻々変化する場合には、計算量が膨大となる問題があった。そこで今回、ニューラルネットワークによる並列的な計算手法を、この最適経路の探索問題に適用し良好なシュミレーション結果が得られたので報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-03-15
著者
関連論文
- 4D-GIS基盤を用いた基幹パイプライン監視システムの開発と天然ガス漏洩防止への適用
- Dynamic DDMによる氾濫シミュレーションの高速化
- Dynamic DDMによる氾濫シミュレーションの高速化(セッション1)
- Professional Report 三次元地図を用いた高速水害シミュレーションシステム
- 4次元GISを用いた公共施設・地域管理の新展開
- 立体地図を用いた航空写真画像理解による地域の特徴抽出
- 立体都市データを用いた空間シミュレーション方式とその火災延焼予測への適用
- 利用者個人情報に基づく施設配置分析方法の拡張と災害避難所配置への適用
- 統合地理データベースの提案と自治体情報管理への適用
- 擬似N次元テーブル利用図形検索方式の提案と地理情報処理への応用
- ニューロコンピューティングによる最適道路経路の探索方式
- 時空間データベース