観点別評価を意識した定期テスト問題の作成
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概要
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文部科学省の言う観点別評価にはいくつか問題がある。4つの観点の分類と,「コミュニケーションに対する関心・意欲・態度」という観点の取り扱いである。また,高校英語では「単元」というのはほとんどの場合は各教科書の題材のまとまりの意味でしかないので,単元ごとの評価規準・基準を作成する必要性はないと思われる。しかし,観点別評価自体は意味のある評価方法なので小・中学校だけでなく高校でも積極的に取り入れるべきだと思われる。評価をするための情報の収集と分析の手間と時間をあまりかけずに,観点別評価を意識した定期テスト問題を作成し,採点の方法を工夫することで現実的で継続可能な観点別評価が行えるのではないか。
- 金沢大学の論文
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