海外派遣者の危機管理教育 : 事前研修再構築のための文献レビュー
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概要
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近年、多国籍企業の海外派遣者とその家族が派遣先でトラブルに巻き込まれる危険性が急速に高まっている。このような事態を受けて、多国籍企業では、自社の企業内教育訓練のうち海外派遣者を村象とした危機管理教育に力を入れ始めている。ところが、現在行われている危機管理教育は、その構成基盤である危機管理論に限界を指摘できることから、必ずしも適切に実行されていない側面がある。海外派遣者に適した危機管理教育の策定・実施には、まず既存の危機管理研究の再検討が肝要であるといえよう。そこで本稿では、多国籍企業における危機管理教育、とりわけ海外派遣者事前研修内で実施される危機管理教育の再検討を、既存研究のレビューをとおして試みた。
- 九州情報大学の論文
- 2006-03-22
著者
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