地域ブランド学序説(<特集論文>地域ブランド学の可能性)
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概要
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本研究は、新しい学問領域としての「地域ブランド学」成立の可能性について検討したものである。「地域ブランド」は今日、ある種の流行語となっており、全国各地の自治体で取り組みが急増している。にもかかわらず、その多くはいまだ試行錯誤の段階にあり、真に実践応用が可能な理論と方法論の確立が切望されているのが現状である。本稿はまず、「地域ブランド」という言葉の用法の検討からはじめ、その先駆的な取り組みといわれる事例を、文献および独自のフィールドワークにもとづき調査するとともに、国内外のアカデミックな立場からの研究を追った。その結果、ニーズ先行型の地域ブランド学が本来、立脚すべきポイントのいくつかが明らかになった。
- 2005-12-04
著者
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