渦虫類の 1 種, イイジマヒラムシによる広島産養殖カキの被害
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概要
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1968年は, 例年になく雨量が少なく, 島嶼部のカキ養殖場では, 海水が高鹹となり, 渦虫類の1種イイジマヒラムシが異常に発生した。そのため, 大黒神など一部の漁場では平均85%, また阿多田付近でも, 40%ちかいカキが食害された。尚被害発生末期の調査によれば, 大黒神では, カキ1グロ当り平均8匹, 阿多田では2匹のヒラムシが着生していた。
- 日本貝類学会の論文
- 1970-06-30
著者
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