韓国の国史編纂委員会と韓国歴史情報統合システムについて(<特集>記録管理と説明責任)
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概要
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韓国では、歴史資料の収集・編纂や歴史研究などを行なう機関として、国史編纂委員会が置かれている。この委員会は、韓国の歴史資料・歴史研究関連の13機関が参加する、韓国歴史情報統合システムを、実質上運営している。このシステムは、念入りな組織化によるデータ蓄積と、検索機能の充実という特長を有しており、図書館情報学の専門家が、その開発に関与している。日本では、ある専門分野の情報(検索)システムは、その分野の専門家とコンピュータの専門家で開発される傾向にあるが、韓国歴史情報統合システムのような、充実したシステムは少ない。今後は、図書館情報学やこれに類する分野の専門家が、このようなシステムの開発に関与することが望まれる。
- 記録管理学会の論文
- 2006-03-30
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