資源属性を考慮した複数種別資源同時割当て方式の有効性評価
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概要
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ユビキタスネットワーク,グリッドコンピューティング,オーバーレイネットワークなどでは,様々なロケーションに分散するコンピューティング資源,ネットワーク資源,ストレージ資源など異なる種別の資源を複数"同時に"うまく割り当てサービスを提供する必要がある.1資源種別を前提とした従来の割当て方式を複数資源種別の同時割当てにそのまま適用しても,最適な資源割り当ては実現できない.このため,筆者らは最繁群選択を複数種別資源の同時割当て向けに拡張した方式を提案した.本稿は,資源量だけでなくネットワーク資源の資源属性の1つである遅延時間を考慮した同時割り当て方式を提案し,シミュレーション評価により遅延時間を考慮しない方式に比べ処理できる要求数が増加することを明らかにする.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2006-02-23
著者
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栗林 伸一
成蹊大学理工学部
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田邉 正雄
日本電信電話株式会社NTT情報流通プラットフォーム研究所
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栗林 伸一
成蹊大学・理工学部
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津村 重宏
成蹊大学・理工学部
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津村 重宏
成蹊大学理工学部
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田邉 正雄
日本電信電話株式会社 Ntt情報流通プラットフォーム研究所
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