終末期の鎮静の意思決定にかかわる配偶者の心理
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概要
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終末期の鎮静の意思決定にかかわる配偶者の心理として、2事例のインタビューから、(1)配偶者は患者の苦痛を共感し何もできないことに無力感を感じやすい、(2)患者の同意のもとに鎮静を決定した場合には配偶者も納得しやすいが、患者がせん妄状態の場合は配偶者に決定が任され、また決定後に配偶者の意思が揺らぐ場合がある、(3)鎮静後に夫婦の会話が失われることから配偶者は寂しさを感じやすく看護師の援助が支えになることがわかった。
- 2004-03-31
著者
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