トマト,キウリ苗の炭水化物ならびに乾物生産と葉位,苗令との関係
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概要
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1 本実験は「育苗環境が果菜苗の乾物並びに炭水化物生産に及ぼす影響」の1部として行なわれたものである.2 葉における乾物または炭水化物増加の様相は,育苗季節,苗令,葉位によつて異なり,日射量の小さい季節に育苗された苗では,苗令,葉位のちがいによる差が大きく,日射量の大きい季節に育苗された苗では,前者ほど大きい差を示さない.3 炭水化物または乾物増加量の最大の値を示す葉の位置は,苗令が大きくなるにしたがつて上位に移りかわる.この傾向はトマト苗の方がキウリ苗より顕著である.4 炭水化物または乾物増加量の最大の値を示す葉の位置(Y)と展開葉数(X)との問に次式の関係を認めた.トマト苗ではY=0.984X-1,644 キウリ苗では Y=0.925X-1,564
- 1963-12-31
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