和牛の経済計算に関する研究とくに計算期間を中心として
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概要
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以上,繁殖牛の計算期間を検討した結果,次のような計算期間が最も適当であることが判明した.〔1〕1頭飼育で2産以降の場合の計算期間は,「前回産犢の離乳から計算対象犢の離乳まで」とする.〔2〕特殊な場合の計算期間(イ)初産の場合この場合は,〔1〕の計算期間をとるわけにいかないので,「種付から離乳まで」とする.(ロ)2頭以上飼育する場合2頭以上の繁殖牛については,個々の繁殖牛について生産費を計算することが必要である.2産以降の場合は,〔1〕の如く「前回の産犢の離乳から計算対象犢の離乳まで」であり,初産の場合は〔2〕の(イ)の如く初回「種付から離乳まで」とする.おわりに,本稿を親しく,御校閲を賜つた中島忠重教授に感謝の意を表する.
- 千葉大学の論文
- 1959-12-31
著者
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