第111回AAIM年次総会参加報告 : 神経画像診断研究;偶然に発見された異常所見の評価
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概要
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2002年第111回AAIM年次総会に参加し,R.G. Ramsey元教授の講演「神経画像診断研究;偶然に発見された異常所見の評価」を聴講した。画像所見と臨床症状とで分類された小グループごとに,各種疾患のMRI(Magnetic Resonance Imaging)写真と臨床情報とを供覧し解説する内容で,講演者は,各種脳脊髄疾患の診断でのMRIの有用性を強調するとともに,異常所見が偶然に発見された場合,さらに他の検査を要するかの判断の重要性を強調した。筆者は,講演では触れなかったMRIの原理とCTスキャンと比較した臨床的特徴およびMRI診断の基本と注意点とについて説明を加え,またincidental findings(特に未破裂脳動脈瘤),頭痛,けいれん性疾患におけるMRIの意義についても言及した。
- 2003-09-17
著者
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