精神分裂病の死亡に関する研究
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概要
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東京近郊の病床数約700床の私立単科精神病院で,在院者の死亡調査を行った。この病院の精神分裂病患者の入院患者数および精神分裂病患者の占める割合は,1970年以降ほぼ変わりはない。1970年から1995年までの26年間の死亡は411例で,そのうち精神分裂病患者の死亡は197例であった。精神分裂病患者の死亡年齢は,25歳以上に分布し,平均死亡年齢は,男性58.7歳,女性62.4歳,全体で60.5歳であった。精神分裂病患者の死因順位および(相対頻度)は,第1位「肺炎及び気管支炎」(20.3%),第2位「心疾患」(17.3%),第3位「悪性新生物」(12.7%),第4位「自殺」(9.6%),第5位「脳血管疾患」(6.6%)であった。
- 北里大学の論文
- 1996-12-31
著者
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