高度な教養としてのSLO (Student Learning Output)を担保する教育の提言 : 本学改革の流れを受けて
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概要
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ガービン[2002]は、「学習する組織」を判別するために以下のような問いを提示している。1.この組織では、学習上の課題が明確に定義されているか。2.この組織は、嫌な情報にも耳を傾けているか。3.この組織は、同じ失敗を繰り返すことを避けているか。4.この組織では、諸分野で中心的な人物が離脱しても必要不可欠な知識は失わないか。5.この組織は、自らの知識に基づいて行動しているか。本論は、大学改革のための「学習する組織」であるために、これらの問いを念頭において行ってきている著者の一提言である。1.において現在までの大学改革の流れをまとめ、2.において変遷した問題状況の再把握を行う。3.において、本学として特色ある教育のための提言をはかり、4.において特色ある教育におけるSTO (Student Learning Output)のアセスメントの方法について付記している。その上で5.では実施主体である教員の組織化にむけた具体的試案をおこなっている。
- 星稜女子短期大学の論文
- 2004-12-15
著者
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