マウスの心および肝上清画分のNAD(P)H-メナジオンレダクターゼ活性に関する研究 : 発育(週齢),コレステロール投与および性差による変動
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概要
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マウスの心および肝の上清を用いてNAD(P)H-メナジオンレダクターゼの活性を測定し,週齢による変化,コレステロール投与の影響,および性差についてしらべた。その結果,心と肝では週齢による活性の変動の様子がかなり異っていることがわかった。またコレステロール投与で心では活性が抑制されたのに対し,肝では殆んど変化がなかった。性差は心ではみられなかったが,肝では9週前後から雄の活性が著明に低下することが観察された。これらの説明として,臓器による酵素が果している機能や調節機序の差,脂質代謝の違いおよびアンドロゲンに対する反応の差を考えた。
- 北里大学の論文
- 1985-10-31
著者
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