児童虐待リスクアセスメント指標の必要性とその課題
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概要
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児童虐待の増加が,子どもたちの生活や健やかな成長を脅かしている。児童虐待にいたるまでに発せられる子どもや親,またはその家族や近隣の人々のサインを受け止め,虐待予防につなげるためには,虐待ケースと認められる以前の段階で,虐待のリスクアセスメントを行う必要性がある。その際,どのようなリスクアセスメント指標を用いて,それをどの場面で使うのか。本稿では,乳幼児健診の3年間に及ぶ記録からリスクアセスメント指標の必要性を説き,その項目の抽出と提示を試みた。また子どもが成長する段階や生活する場面での虐待予防につながる有効な指標の構築と今後の課題について検討した。
- 田園調布学園大学の論文
- 2004-03-25
著者
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