PureP2Pファイル共有トラヒックの特性解析
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概要
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近年ネットワークトラヒック監視によってPureP2Pトラヒックを弁別する手法の開発が進んでいる.その中で我々はペイロード部分の解析を行わず,L4以下のヘッダ情報のみから弁別する手法に注目し,"新規接続率"による弁別が有用である可能性を示してきた.この"新規接続率"による弁別を一般的なPureP2Pへ適用していくためにはPureP2Pトラヒックの特性に立脚した原理の解明が重要である.そこで我々は,PureP2Pファイル共有ソフトによるトラヒックの原理を解明するため,北陸IT開発支援センターにおいて実機200台を用いたファイル共有シミュレーションを行った.特に,P2Pのネットワーク構成がトラヒック特性に与える影響に焦点をあて,ネットワークにおける初期ノードの存在と帯域構成比に着目した.これにより,初期ノードの存在と帯域構成比が接続ノード数の増加を引き起こすことが分かった.
- 2006-02-23
著者
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田中 良明
早稲田大学大学院国際情報通信研究科:早稲田大学国際情報通信研究センター:早稲田大学理工学研究所
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中村 文隆
東京大学大学院新領域創成科学研究科:東京大学情報基盤センター
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中村 文隆
東京大学情報基盤センター
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飯塚 正
沖電気工業株式会社
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田中 良明
早稲田大学大学院国際情報通信研究科 国際情報通信研究センター:早稲田大学理工学研究所
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千田 浩一
沖電気工業株式会社
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加藤 圭
沖電気工業株式会社
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松田 崇
早稲田大学
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大崎 淳
沖電気工業株式会社
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若原 恭
東京大学情報基盤センター
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大崎 淳
Nttネットワークサービスシステム研究所:沖電気工業株式会社
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松田 崇
早稲田大学大学院国際情報通信研究科 国際情報通信研究センター
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田中 良明
早稲田大学大学院国際情報通信研究科
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加藤 圭
沖電気工業
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田中 良明
早稲田大学大学院
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田中 良明
早稲田大学国際情報通信研究センター
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