反辞書木情報源モデルを用いたデータ圧縮(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
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概要
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反辞書を用いた圧縮手法(DCA法)に用いられるオートマトンを情報源モデルとして,エントロピー符号化を適用した手法が大川らにより提案されている.しかし,このオートマトンは,反辞書の要素との照合を非常に効率的に行うように構築されているために,部分系列の出現の偏りを十分に表すことができない問題点がある.ここでは,反辞書木と呼ばれる接尾辞木に新しいポインタを加えたデータ構造を情報源モデルとして用いた圧縮率の改善と計算量の削減が可能な手法を提案する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2006-03-09
著者
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森田 啓義
電気通信大学大学院情報システム学研究科
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太田 隆博
長野県工科短期大学校電子技術科
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森田 啓義
電気通信大学情報システム学研究科
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森田 啓義
電気通信大学
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森田 啓義
電気通信大学大学院情報システム学研究科情報システム運用学専攻
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森田 啓義
電気通信大学情報システム学研究科ネットワークシステム学専攻
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