児童の感情表出の制御に関する知識 : 他者に合わせて感情を表出する場合
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The purpose of this study was to examine the development of children's emotion regulation that expression corresponding to the feeling of other person and also to examine the reason of emotion regulation. Subjects were boys and girls students in 1st(N=40), 3rd(N=37), 5th(N=35) grade. Subjects were asked about the facial expression of a protagonist when that is facing a friend with express happiness, sadness and anger. Also subjects were asked to answer the suitable reason that the protagonist regulated the emotion (prosocial, self-protect and norm). Results revealed that happiness and sadness did not have the age difference. However, as for anger, the third grader and the fifth grader showed the same feeling as other persons like the adult. On the other hand, a first grader does not show the same feeling as other persons.
- 広島大学の論文
- 2002-02-28
著者
-
樟本 千里
広島大学教育学研究科
-
樟本 千里
広島大学教育学部研究科博士課程後期
-
林 千津子
すばる幼稚舎
-
近藤 慈恵
難聴幼児通園施設「香川こだま学園」
-
原野 明子
岡山大学教育実践総合センター
-
八島 美菜子
山陽女子短期大学
関連論文
- PG077 認定こども園の取り組みの現状とこれからの方向を探る(3) : 管理者の理想のカリキュラムと関連研修の実態
- 幼児の新奇形容詞の利用場面拡張に及ぼす属性指示の効果の検討 : 対象児の平均月齢を46ヶ月とした実験データの報告
- 幼児・児童の自己制御機能と自己実現との関連
- 児童の自己制御タイプと向社会性との関連
- PD21 幼児期・児童期の自己実現を自己制御機能から考える
- PF36 共感の指向性のタイプと向社会的行動との関連 : 向社会性に関する自己評価と仲間評価を観点にして
- PC22 自己制御認知タイプと向社会的行動との関連 : 向社会性に関する自己評価と仲間評価を観点にして
- 幼保一元化・一体化をめぐる諸問題 : 保育関係者はこの問題をどのようにとらえているか(2002年公募「幼保一元化・一体化をめぐる諸問題」,第2部 保育の歩み(その2))
- 教育課程の編成のありかた(1)幼小一貫教育課程編成に関わる要因の検討
- 視点の違いが幼児の表示規則に及ぼす効果
- 他者感情推論の強度と向社会的行動との関連
- 幼児の新奇形容詞の利用場面拡張に及ぼす修飾属性の指示の効果
- 児童の感情表出の制御に関する知識 : 他者に合わせて感情を表出する場合
- PC05 児童の感情表出と家庭の感情表出風土
- PC04 児童の表示規則と家庭の感情表出風土
- 児童の表示規則に関する知識の発達と家庭の感情表出風土
- P16 保育学生の作り出すファンタジー : タイトルから物語を広げるとき
- 母親の独立・相互依存的自己理解と発達期待が幼児の向社会性に及ぼす効果
- 子どもに対する言語的応答を観点とした保育者の専門性--担任保育者と教育実習生の比較を通して
- 認定こども園への移行が保育者の保育観に及ぼした影響