二値画像用電子透かしの画質維持に関する一考察(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
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概要
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二値画像は文書画像を中心に図面,漫画など電子データとして広く流通しており,その著作権保護の必要性が高まってきている.二値画像用の電子透かしの画質維持法として交差数を用いて改変画素を選定する方法があるが,選定条件が少なく,画像によっては視覚的に目立つ画素の改変をせざるを得ないという問題があった.これを解決するために新たな指標として局所的な境界線長を導入し,選定条件を細分化する方法を提案する.従来の方法では4個の条件(改変画素の優先度)を定めていたが,境界線長の導入により25個の条件を定めることが可能になる.また,改変条件を用いた透かし挿入方式を改良することにより,不規則な凹凸の発生を抑制する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2006-03-10
著者
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