T市における「住民参加型」介護教室の開設経過と考察 : 痴呆になっても安心して暮らせる地域づくりを目指して
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
痴呆は長い歴史の中では、老化現象として放置されてきた。しかし近年、精密な診断技術の確立や抗痴呆薬の出現で、痴呆は医療の対象として重視されるようになってきた。また当事者の手記から痴呆の苦しみも理解できるようになって、介護のありかたも大きく変化しつつある。一方、地域では「痴呆の家族を隠す」「痴呆にだけはなりたくない」というように痴呆に対する偏見と恐れが存在する。大阪府T市T町の住民参加型介護教室開設の実践で、教室に参加した住民の意識がどのように変化してきたかを明らかにするとともに、地域における保健師の役割についても言及する。
- 大阪健康福祉短期大学の論文
- 2004-03-25
著者
関連論文
- 精神障害者の初期受療援助の重要性
- ベトナムにおける高齢者介護を探る
- 介護概論(第1回日越友好高齢者介護セミナー)
- 生と性の日常性
- 南好子さんの業績に学ぶ
- T市における「住民参加型」介護教室の開設経過と考察 : 痴呆になっても安心して暮らせる地域づくりを目指して