基礎看護実習に関する研究の分析 : 過去5年間の関連文献を通して
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概要
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本研究の目的は, 基礎看護実習に関する研究の状況を明らかにし, 今後この領域における研究について検討することである。過去5年間の47件の関連文献を対象に, 研究方法および研究内容について分析した。その結果, 研究方法は, 研究デザイン, 研究対象, データ収集法, 測定用具, 分析方法で偏りが見られた。研究内容は, 以下の7種類に分類された。1) 実習による学習成果に関する研究, 2) 実習指導の工夫と成果に関する研究, 3) 看護学生の基礎看護実習における身体的心理的特性に関する研究, 4) 看護過程の展開に関する研究, 5) 実習における対人関係に関する研究, 6)「看護技術」「看護倫理」教育への考察に関する研究, 7) その他。今後, 分析対象を増やし, 様々な側面から研究を発展させていく必要性が示唆された。
- 茨城県立医療大学の論文
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