研究ノート「ギリシア・ローマ名言集」を読んで
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概要
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これは、ギリシア・ローマの名言についての理解を深めるために、いくつかを取り上げて、その解説、解釈、日本の諺との比較等を行なうものである。これは、元々「西欧思想とは何なのか」という疑問に答える小さな一歩を踏み出そうとする試みである。一般には、西欧思想は、ギリシアの合理精神と、ヘブライズム (キリスト教) と呼ばれるが、本当にそれでいいのかという疑問と、その2つの本当の中味は何かと問えば、次に出てくる言葉は口が籠もりがちになる。だとすれば、1つ1つの名言と呼ばれるものを、自分なりにものにすること。この作業からしか始まらないと考えた。具体的には、岩波文庫「ギリシア・ローマ名言集」柳沼重剛編を参考に、そこに書かれている名言を、今回19個取り上げる仕方で行なう。
- 2005-02-28
著者
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