ミャンマーの乾燥地域に植林される4樹種とウバメガシの乾燥ストレスに対する生理的及び形態的反応
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概要
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ミャンマーの乾燥地域の緑化にはどのような樹種が適しているかを明らかにすることを目的に研究を行った。ミャンマーの乾燥地域で植栽される4樹種(郷土種2樹種Acacia catechu, cassia siamea,導入種2樹種Acacia auculiformis, Eucalyptus camaldulensis)とウバメガシ (Quercus phyllyraeoides)を2種類の土壌(埴土および壌土)でポットに植付け,ガラス室で生育させた。活着後,完全に潅水を止めて苗木を急激な乾燥ストレス条件下に置き,100日間の成長,土壌水分変化,生理的反応を測定し,乾燥ストレス.に対する反応から5樹種の耐乾性を比較した。乾燥初期の生理的反応は埴土で生育している苗木に見られた。ウバメガシは成長を抑え単位葉面積当りの蒸散速度を小さくすることで水不足を回避していた。生育期に中程度の成長速度を示す、Acacia catechuは長引く乾燥ストレスに耐えるような生理的及び形態的適応を示した。
- 2003-03-30
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