パソコン導入教育における初期指導方法の考察 : 問い合わせの分析に基づく指導方法の改善を目指して(100周年記念号)
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概要
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嘉悦大学では、入学した新入生が直ちに喜悦e-Campusを使って授業を受けられるようにすることを目的として、入学手続きから入学式までの期間を対象に初期指導を行っている。本稿では、この初期指導の効果的な方法について考察する。初期指導とは、パソコン購入から初期講習会までの最初のステップである。指導対象となるのは、新たに嘉悦大学ヘ入学する新入生約500名である。これら新入生は、その約50%がパソコンの操作に不慣れであるため、個別指導になり新入生全体に対する指導を行うことが困難になる場合がある。嘉悦e-Campusへのスムーズな誘導のためには、極めて好ましくない状況であるため、早急な解決が求められている。そこで本稿では、新人生からの問い合わせの分析によって、パソコンの購入、ネットワーク環境の整備、オペレーティング・システムの整合性確保、アプリケーションソフトの準備等一連の処理に対する初期指導を円滑に進めるためのヒントを求める。次に、それらヒントを基に新入生に対する適切かつ効果的な方法の指針を導き、具体的な対応策を提案する。
- 嘉悦大学の論文
- 2003-10-01
著者
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