渡日直後の日本語研修生の学習・生活環境調査
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概要
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渡日直後の留学生は生活及び学習上のさまざまな問題点に直面するが、それらの多くは知識・情報の欠如によるものが多いと思われる。また、渡日前にある程度の知識・情報を持っている場合でも、それらの知識・情報が日本語の運用能力と関連付けられていないことが原因となって、十分に生かされていない場合もあるだろう。いずれの場合でも、問題を解決するという学習者自身の能動的な営みを通じて日本語の学習を行うことができるような学習環境や素材を提供することができれば、学習者のニーズに沿ったより実践的で実用的な日本語の学習が可能になると思われる。本稿は、このような学習環境を構築するための基礎的な資料を得るために行った渡日直後の日本語研修生に対するアンケート調査の結果をまとめたものである。
- 熊本大学の論文
- 2001-01-31
著者
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