骨密度を高めるためのカルシウムの摂取量と運動量 : 小児期から閉経期までの日本人女性を対象とする実証的研究のレビュー
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概要
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日本人女性の最大骨量を高めることと、その後の骨量を維持するための方法を確立するために、系統的文献レヴューを行った。小児期から閉経前までの女性を対象に、骨密度を測定し、運動やカルシウム摂取量との関連性について研究された文献を収集し、検討した。その結果以下のことが明らかになった。1小学生・中学生時期に、1日30分以上の歩行と1日1本の牛乳を週4日以上の婿とが骨密度を高める効果があることが示唆されたが、根拠は薄く、今後の検証が必要である。2青年期以降、閉経期前までは、生活習慣により、骨密度を維持するだけでなく、増加させることが可能であることが示されたが、そのために必要なカルシウム摂取量と運動量の明確化は今後の課題である。
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