細胞の細胞化学的観察 I. DNA, RNAおよびタンパク質の染色(III : 自然科学編)
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概要
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細胞内におけるDNA,RNA及びタンパク質の存在する部位を調べる方法(いわゆる細胞化学的方法)について検討した。DNAの染色にはフォイルゲン反応が,タンパク質の染色にはファストグリーン染色が適切であることが判明した。また,酢酸カーミンは,DNAとRNAを染色することを明らかにした。さらに,フォイルゲン反応とファストグリーンによる二重染色は,DNAとタンパク質を一つの細胎内で異なる色調によって同時に観察でき,しかも美しい標本ができるので細胞の観察には単独染色より有効であることを示した。
- 千葉大学の論文
- 1998-02-28
著者
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