知的資本の測定と報告 : OECDの取り組み(杉本達哉先生退任記念号)
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概要
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本稿は,知的資本の測定と報告に関するOECDの取り組みに依拠しつつ,知的資本に関する用語の定義と情報提供の方法について検討することを目的とするものである。従来,知的財産に関連する用語としての無形資産,知的資本,無形財等の用語の意味が不明確なまま議論が行われてきたきらいがある。無形財の認識や測定をより正確に行うためには,それらの用語の明確な定義が必要である。次に,リードビーターの所説に従い情報提供の方法として,漸進的アプローチ,急進的アプローチ,ハイブリッドアプローチの三つについて検討している。
- 2005-03-31
著者
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