知的障害児の相互作用拡大に関する小集団指導の検討(創刊二十五周年記念号)
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概要
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本研究では、知的障害児の相互作用の拡大に関する小集団指導の効果を検討するために、模擬的小集団場面を設定し、そこで社会的スキルの形成を行うことで所属集団場面での相互作用の拡大を目的として研究を行った。その結果、今後の統合保育場面において、障害児に求められるさまざまなスキルの向上と、障害児と健常児との相互作用内容が充実するために行われるべき保育士の障害児への援助(その場や文脈に応じたことば、コミュニケーション等)、保育設定、保育環境等についての検討の必要性が示唆され、そのために障害児による始発、他児からの始発に対する障害児の反応が増加し、相互作用の内容がより充実するようなサポートが必要になると思われる。
- 新見公立短期大学の論文
- 2004-12-25
著者
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