日本語アシスタントに関する調査報告 : オーストラリア、クィーンズランド州、トゥーンバにおけるアシスタント、教員、学生との面接調査から(人文学部人文学科)
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概要
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本論は両筆者の共同研究「英語圏学習者を対象とする日本語教員の養成に関する基礎的研究」において2003年度に実施した調査研究結果の一部についての報告である。本稿では英語圏の学校での日本語アシスタント(以下、アシスタント)の現状と問題点を考察するため、オーストラリア、クィーンズランド州、トゥーンバの4つの私立中高一貴校のアシスタントを対象として実施した授業観察、アシスタント、教員、生徒への面接調査の結果を考察した。授業観察は実地調査日にアシスタントであった4名について行った。面接調査は以下の3種である。1.アシスタントの滞在地での適応とアシスタントとしての経験についての面接調査。 2.教室内外でのアシスタントの役割とその評価に関するオーストラリア教員への面接調査。3.日本語学習およびアシスタントについての生徒への面接調査。これらの調査からアシスタントに必要とされる資質や能力、態度などが示唆された。
- 2005-02-28
著者
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ウールブライト デニス
Faculty of Humanities, Seinan Jo Gakuin University
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ウールブライト デニス
Faculty Of Humanities Seinan Jo Gakuin University
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ウールブライト デニス
人文学部人文学科
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横林 宙世
人文学部人文学科
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横林 宙世
西南女学院大学人文学部観光文化学科
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