ジュール・ルナールの『日記』について(第2報) : オーギュスト・ロダン(第I部門)
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概要
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ルナールの『日記』には考察すべきさまざまな問題があるが,これから何回かにわたってそこに描かれている同時代人の肖像について考察したい。ルナールの同時代人の描写は歯に衣きせぬ辛らつなものが多いが,その中にあってアルフォンス・ドーデ,ジャン・ジョレス,オーギュスト・ロダンといった人々のそれには,深い敬愛の念が感じられる。それがどんな意味を持つのか考察するが,まずはじめにロダンを取り上げることにしよう。
- 大阪教育大学の論文
- 2005-02-21
著者
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