ホスピタリティの環境序説 : 観光資源の環境マネジメント
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概要
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観光旅行に国民の多くがでかけており、今や生活スタイルとして定着している。それは、人間の未知なものに対する好奇心によるものであり、他方で日常生活の範囲を超えたところに鑑賞、体験、ふれあい等の対象(観光資源)が発見・創設されるからである。しかも、産業社会から消費社会に移行し、観光が日常に組み込まれ旅行体験が蓄積されるにつれて、人との関わり、取巻く周辺環境(この全体をホスピタリティ環境とみなす)が重要性を高めてきている。このホスピタリティの環境は、ホスピタリティを提供する人、それを享受する人、この双方の関わりを促し・支える条件(例えば、場所、とりまく社会経済、歴史文化、法制度、システム等)が基本であり、その持続的な運営・管理が求められている。本稿は、このホスピタリティ環境を特徴づけている観光資源をとりあげ、その特性を再検討するとともにその一形態である海辺を事例に、その持続的な展開のための環境問題とその対応方向を考察したものである。
- 桜美林大学の論文
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