岡崎市のイメージ
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概要
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ケヴィン・リンチが『都市のイメージ』で用いた概念、とくにアイデンティティ、ストラクチャー、ミーニングの三つの成分、そしてパス、エッジ、ディストリクト、ノード、ランドマークの五つのエレメントを用いて、愛知県岡崎市の中心市街地の明瞭さや分かりやすさについて記述・分析した。その過程で、ブリッジ(何らかの障害物を渡るためのもの)とマス(丘のような線状でない障害物)という新たなエレメントを抽出した。さらにスキーマという認知心理学的視点からの分析の必要性も説いた。その結果、岡崎は比較的分かりやすい都市であると言える。パスとエッジが岡崎のイメージを構造化するのに大きな役割を果たしている。さらに、特色あるディストリクトも近接して構造化されていて、分かりやすい。ただし、中心市街地の南部と北部が曖昧で、少し分かりにくい。また、南と北ほどではないが、東の構造化も十分ではない。
- 人間環境大学の論文
- 2003-03-31
著者
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