生体膜陽イオン輸送のグアニリン・ウログアニリン系による制御 : 中間報告 : 各種動物赤血球と上皮細胞を用いたNaあるいはCI輸送測定法の検討(平成14年度麻布大学公的研究助成金事業研究成果報告)
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概要
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guanylinおよびuroguanylinによるNaおよびCI輸送制御測定系の検討のために,赤血球および上皮細胞を用いた。イヌ,クマ,オットセイ赤血球を用いて,Na/CaおよびNa/H交換輸送測定系,ならびにその交換輸送による細胞容積収縮および膨潤調節測定系を確立した。上皮細胞によるイオン輸送測定系として,フイルター底のTranswell上に腎由来細胞であるLLC-PK1の単層細胞層を調製し,この経上皮細胞層輸送測定系を用いて頂側膜と基底膜間の水輸送を測定した。Ussing chamberに装着したマウス腸管の管腔測へのuroguanylin添加によりCIのshort-circuitcurrentが変化することを確認した。また,guanylinおよびuroguanylinのイオン輸送への役割を説明するため,研究の現状を紹介した。
- 麻布大学の論文
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