発がん性物質暴露に対する肝細胞の初期反応に関する毒性病理学的検討(研究科分,平成15年度麻布大学公的研究助成金事業研究成果報告)
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概要
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Procarcinogenである7,12-dimethbenz [a] anthracene(DMBA)暴露後のラット肝細胞の経時的変化に関して超微形態学的・生化学的に検討した。DMBA投与後に一過性のglycogen phosphorylase aの発現低下から,一過性のglycogen顆粒貯留が認められた。しかし,投与後2日にCYP1の発現と肝細胞での解糖系亢進が認められたことから,同時期にDMBAのultimate carcinogenへの代謝が進行することが示唆された。
- 麻布大学の論文
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