神戸市アーバン・フリンジの景観変化に対する住民の選好に関する研究(平成7年度日本造園学会研究発表論文集(13))
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概要
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神戸市西区伊川谷地区は,過去15年間に急速に開発が進展し,農村景観と土地利用が大きく変化すると共に,新旧住民が混在して住民意識が多様化していると予想された。本研究は,この地区を対象に市街化区域と調整区域の住民の景観変化に対する選好を調査分析し,前回のボゴール市の調査と比較するなかで地域計画への基礎資料を得て,計画の方向を考察することを目的とした。調査方法では地区の航空写真を住民に示し,開発や保全の選好を写真上に表示させた。結果として新旧両地区での保護すべき場所についての選好の差が明白になる一方,共通した要素として伊川谷地区を縦貫する河川環境の保全が求められた。これらの結果を基に伊川谷地区の景観保全計画への提言が試みられた。
- 社団法人日本造園学会の論文
- 1995-03-31
著者
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