線形座屈解析を用いた鋼構造平面骨組の座屈設計 : その1 基本的枠組と純ラーメン骨組への適用
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概要
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We present a framework for stability design of plane steel frames using the linearized buckling analysis. The previous approaches using the linearized buckling analysis often underestimates significantly the allowable stress for compressive members. To overcome the difficulty, we employ higher buckling modes and select the members playing crucial roles in the buckling modes. Such members are selected using the sensitivity coefficient of the buckling loads with respect to the flexural stiffness of each member. The reduction of the allowable stress due to coupling of stability and inelasticity is considered only for the selected members. Furthermore, we introduce the concept of design allowable Ioad factor for systematic implementation of the proposed method. The present approach does not need the distinction between braced and unbraced frames. We demonstrate the feasibility of the present method by applying it to an irregular unbraced frame having a slender column.
- 社団法人日本建築学会の論文
- 2004-12-30
著者
-
上谷 宏二
京都大学大学院工学研究科建築学専攻
-
荒木 慶一
京都大学大学院工学研究科建築学専攻
-
上谷 宏二
京都大学工学研究科建築学専攻
-
上谷 宏二
京都大学工学部建築学科
-
高木 次郎
スタンフォード大学土木環境工学部
-
高木 次郎
スタンフォード大学:元京都大学
-
上谷 宏二
京都大学大学院工学研究科
-
高木 次郎
首都大学東京都市環境学部建築都市コース
-
荒木 慶一
京都大学大学院工学研究科
-
上谷 宏二
京都大学大学院
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