処理ブロック内での分離フィルタの更新回数による2段階雑音低減法の性能(一般, STRAIGHTスペシャルセッション(SS))
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概要
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この論文で加法的な背景雑音の低減法を扱う. 観測信号は一つとした, 時間領域における2段階処理法を提案している. 音声区間検出(SAD)の必要ない連続した雑音推定法も提案している. 初段においては観測信号からその雑音推定法を用いて雑音を推定し, それを雑音を含む観測信号, すなわち音声信号から減算する. 2段目においてはそれぞれの信号に対する2つの分離フィルタを用いるブラインド信号分離法(BSS)を適用している. BSSにおいては分離のために2つの有限インパルス応答(FIR)フィルタを用いる. このフィルタの更新は無相関化基準に基づいてブロック処理の適応勾配法によって行っている. ここでは特に, このBSSにおける一度に処理するブッロクの長さとそのブロック内での更新回数による性能について検討した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2006-01-20
著者
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