人事評価における評定誤差分析モデル
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概要
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人事評価において, 同一の被評価者を評価すれば, どの評価者も同一の評価をすることが理想である.しかし, 現実には同一の評価を行うことはなく, これは評価者の評定誤差として捉えることができる.そこで本研究では評定誤差を定量的に分析するための潜在曲線モデルと因子分析モデルの構造測定方程式モデルを提案する.潜在曲線モデルは, 被評価者自身を表す尺度値と, 評価結果としての尺度値の関係を記述したものである.そして因子分析モデルによって, 各評価項目の尺度値を推定する.実例検証の結果, モデル適合度の良さから, その有効性が確認された.また, 因子得点により評価者各人の評定誤差の特徴を確認することができた.
- 社団法人日本経営工学会の論文
- 2003-06-15
著者
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