介護負担度評価 : Barthel Index Scoreと試作評価法を用いて
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概要
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家庭復帰後も介護を必要とする患者について介護負担度を測定する為にアンケート調査を行った。対象は自宅にて介護を受けている脳卒中群46例, 脊髄損傷群51例である。その結果 (1)脊髄損傷群では3段階の主観的介護負担度群間でBarthel Index得点にそれぞれ有意差が見られた。(2)脳卒中群ではBarthel Indexに他の追加因子(意欲, 痴呆, 介護充足度, 慢性疾患の有無)を加えた試作評価表の得点結果が主観的な介護負担度をよく反映するものとなり, この評価表の有用性を示唆した。
- 社団法人日本理学療法士協会の論文
- 1991-03-10
著者
-
岩城 和男
浜松労災病院脳神経外科
-
高橋 洋
浜松労災病院理学診療科
-
高橋 洋
関東労災病院リハビリテーション科
-
杉山 由美子
浜松労災病院 理学診療科
-
青木 成広
浜松労災病院 理学診療科
-
杉山 篤代
浜松労災病院 理学診療科
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岩城 和男
浜松労災病院リハビリテーション診療科
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高橋 洋
浜松労災病院
-
青木 成広
浜松労災病院リハ科
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