もう1つのY2K問題 : 太陽のY2K問題
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概要
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西暦2000年は太陽が11年周期で迎える太陽活動極大期のピークの年でもある.この時期を中心に2〜3年間, 太陽表面で大型の太陽フレアが数回発生する事が予想され, 衛星の故障, 高緯度地方の停電等が発生する問題点が潜在する.現在は11年前に比べ, 人工衛星の利用が広範囲に広がり, 地上の通信ネットワークと市民の生活とに深く結びついている.もし, これらの障害がコンピュータのY2K問題と相乗して起きた場合, 故障の分離のためにも, 太陽のY2K問題を, あらかじめ再認識しておく必要がある.
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