症例IV

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概要

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歯周病の全身性因子としての糖尿病患者は、日頃の臨床でよく遭遇する。糖尿病の重症度、罹病期間が歯周病に影響を与えるといったものや、糖尿病患者の好中球機能の低下など多くの報告がされてきているが、未だ結論が得られていない。しかし、両疾患の病因に対する研究が進み、関連性がかなり明らかになってきている。そこで今回、TypeII糖尿病患者の歯周治療を行う経験をしたので、その治療経過について報告する。また、演者らが、糖尿病と歯周病の関係について行っている基礎的研究結果についても合わせて報告する。
1993-04-20

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