味情報伝達に関する味細胞内二次伝達物質(短報)
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概要
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味覚受容器味細胞内二次情報伝達物質については, 核酸関連物質が甘味受容に関係していることは既に電気生理学的に証明されている. しかし, 各4基本味刺激によって味細胞内二次伝達物質が異なるのか, また濃度が実際に変化するのかを確認する必要がある. 本研究ではradioimmunoassay法によって味刺激による細胞内二次伝達候補物質の濃度を測定した. その結果, 甘味刺激ではc-GMP濃度が, 苦味刺激ではIP3濃度が増加することがわかった.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1997-01-25
著者
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外崎 肇一
岐阜大学農学部獣医学科家畜生理学講座
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三輪 晃成
朝日大学歯学部小児歯科学講座
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金村 福寿
明海大学・歯学部・口腔生理
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金村 福寿
岐阜大学農学部獣医学科家畜生理学講座
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三輪 晃成
朝日大学歯学部口腔生理学講座
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