ESTIMATING K_0-VALUE OF IN-SITU GRAVELLY SOILS
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Hatanaka and Uchida (1996) developed a simple method (named G_0-equal method) for estimating K_0-value of cohesionless soils by equalizing the initial shear modulus calculated from the shear wave velocity measured in the field (G_<OF>) and that measured in laboratory (G_<OL>) for high-quality undisturbed samples. It is clear that to directly equalize the shear wave velocity obtained both in the laboratory and the field is more convenient. As a result, the G_0-equal method was modified as a V_S-equal method in the present study. In the V_S-equal method, the K_0-value can be described in Eq. (1). K_0={(3/σ'_v)・(V_<SF>/a')^<1/n'>-1}/2 (1) V_<SL>=a'(σ'_m)^<n'> (2) where, K_0 is the coefficient of earth pressure at rest, σ'_v is the effective vertical stress at depth for measuring the shear wave velocity, V_<SF> is the shear wave velocity measured in the field, σ'_m is the effective mean principal stress, and α' and n' are the soil constants in Eq. (2). In order to examine the validity of the V_S-equal method, the effects of the principal stress ratio and the stress history on the V_<SL>-σ'_m correlation were verified by performing a series of laboratory tests on undisturbed and reconstituted sand and gravel samples. The K_0-value of in-situ gravelly soils was measured by using the V_S-equal method. High-quality undisturbed gravelly samples for the determination of the K_0-value were recovered at six sites. Based on the test results and discussion, the following were concluded. 1. A simple testing method was successfully created for reliably measuring the shear wave velocity of gravel samples in the laboratory. This method has the following advantages ; (1) without bedding error, (2) little personal error, (3) easy to use and (4) adjustable to specimen height. 2. The effect of the principal stress ratio (R=σ'_3/σ'_1,σ'_3 : radial stress, σ'_1 : axial stress) on the V_<SL>-σ'_m relation was found to be negligibly small in the range of R tested (R=0.5〜1.5). The effect of the stress history on the V_<SL>-σ'_m relation was also found to be very small. These results indicate that the V_S-equal method modified from the G_0-equal method is a useful tool to determine the K_0-value for sandy and gravelly soils. 3. The K_0-values measured by the V_S-equal method were 0.19 to 0.40 for untreated gravelly fill, 0.55 to 1.0 for compacted gravelly fill, and 0.83 to 1.14 for Holocene gravelly soils. Test results indicate that the K_0-value of compacted gravelly soils almost correspond to the range of the K_0-value usually adopted in practical use (K_0=0.5 to 1.0). However, the K_0-values for gravelly fill are much lower than that for common use. Holocene gravel has relatively high K_0-values. 4. Based on the test results, a simple equation (Eq. (3)) is newly proposed for the estimation of the K_0-values for insitu gravelly soils by only using the shear wave velocity measured in the field (V_<SF>). K_0=0.0058V_<SF>-0.53 (150≤V_<SF>≤350 (m/s)) (3)
- 社団法人地盤工学会の論文
- 1999-10-15
著者
-
畑中 宗憲
千葉工業大学
-
田屋 裕司
(株)竹中工務店技術研究所
-
内田 明彦
Research Engineer, Takenaka Research and Development Institute, 5-1, 1-chome, Ohtsuka, Inzai, Chiba,
-
田屋 裕司
Research Engineer, ditto.
-
内田 明彦
竹中工務店技術研究所
-
Hatanaka Munenori
Takenaka Research & Development Institute
-
畑中 宗憲
Chief Research Engineer, Takenaka Research & Development Institute, 5-1, 1-chome, Ohtsuka, Inzai, Ch
関連論文
- 液状化地盤における杭基礎の水平抵抗に関する遠心載荷実験とブラインドテスト
- 21082 2007年能登半島地震被害調査速報(2007年能登半島地震(1),構造II)
- 20261 砂地盤の飽和度とP波速度の関係についての実験的研究(液状化(1),構造I)
- 20314 SCPにより締固めた埋立て砂地盤の工学的性質 : その4 地盤異方性(液状化, 構造I)
- 20311 Na値についての一考察(液状化, 構造I)
- 20376 福岡県西方沖地震被害の一調査報告について(地盤改良・基礎の地震被害ほか,構造I)
- 高品質不撹乱試料のデータを用いた砂礫地盤の原位置強度・変形特性の評価法の開発
- 20191 SCPにより締固めた埋立て砂地盤の工学的性質 : その1 N値、PS検層(地盤改良(1),構造I)
- 20192 SCPにより締固めた埋立て砂地盤の工学的性質 : その2-静的力学特性(地盤改良(1),構造I)
- 20193 SCPにより締固めた埋立て砂地盤の工学的性質 : その3 液状化特性(地盤改良(1),構造I)
- 20384 繰返し非排水せん断履歴がシルト地盤のせん断特性に与える影響(山留め・動的問題,構造I)
- 20219 細粒分を含む砂質土の初期せん断剛性に及ぼすひずみ履歴の影響(動的問題・液状化(2),構造I)
- 砂質土及び礫質土の原位置静止土圧係数(Ko)測定法の開発
- ディスカッションセッション6 砂礫の最小・最大密度試験法の基準化に向けて(第38回地盤工学研究発表会総括)(第38回地盤工学研究発表会)
- 20204 シルト地盤のせん断強度・変形特性(液状化,構造I)
- N値と砂の内部摩擦角Φの関係について
- EVALUATION OF CHEMICAL GROUTED AREA BY RESISTIVITY TOMOGRAPHY METHOD
- 20313 急速平板載荷試験による砂質土地盤評価の適用性について
- 20210 不撹乱砂質土試料による液状化強度曲線の定式化
- 20325 繰返し載荷を受ける土の剛性低下に着目した液状化抵抗の評価 : その2.液状化ひずみ曲線に基づく液状化判定(液状化,構造I)
- 20324 繰返し載荷を受ける土の剛性低下に着目した液状化抵抗の評価 : その1.液状化ひずみ曲線(液状化,構造I)
- PERMEABILITY CHARACTERISTICS OF HIGH-QUALITY UNDISTURBED GRAVELLY SOILS MEASURED IN LABORATORY TESTS
- 20305 杭基礎の水平抵抗に関する動的遠心載荷実験とブラインドテスト : その2 応答変位法による評価(杭:水平(1),構造I)
- 20306 基礎の水平抵抗に関する動的遠心載荷実験とブラインドテスト : その3 詳細解析による評価(杭:水平(1),構造I)
- 20304 杭基礎の水平抵抗に関する動的遠心載荷実験とブラインドテスト : その1 遠心載荷実験の概要(杭:水平(1),構造I)
- 20295 杭支持高層建物基礎における杭軸力・沈下、基礎スラブ下の土圧・水圧測定(沈下,構造I)
- 液状化地盤における模型群杭の水平載荷実験
- 20334 大型せん断土槽を用いた液状化時の地盤反力係数の評価 : (その2)地盤反力係数の定式化(液状化,構造I)
- 20333 大型せん断土槽を用いた液状化時の地盤反力係数の評価 : その1実験結果と地盤反力係数の算定(液状化,構造I)
- 20264 格子状地盤改良における格子間隔の設定法(その3)(液状化(1),構造I)
- 20272 不攪乱試料を用いた繰り返し三軸試験における応力履歴の影響
- 23174 鋼管杭と接合されるフーチングの圧縮耐力(基礎・杭・杭頭接合部,構造IV)
- 21230 3棟が連結された超高層建物への免震・制振構造の適用 : (その2)動的解析結果(連結制震(2),構造II)
- 20295 兵庫県南部地震における短尺サンドコンパクションパイル工法による砂地盤の改良効果に関する検討
- 20334 ソイルセメント壁の杭利用に関する研究 : その1 砂質土地盤での鉛直載荷試験結果(小規模建築物基礎・動的問題ほか,ポスターセッション,構造I)
- 20303 高支持力埋込み杭の拡大根固め部の掘り出し調査(杭:鉛直(4),構造I)
- 地震(地盤の動的性質)-室内試験-(7.地盤防災,総括,第45回地盤工学研究発表会)
- 20218 液状化可能性評価におけるDcyとPLの比較(液状化,構造I)
- 20299 改良・未改良埋立まさ土地盤の動的強度・変形特性の比較
- 20380 兵庫県南部地震時の神戸地区における液状化による地盤沈下について
- 20239 弾性波速度から求めた地盤のポアソン比の検討(土の性質・調査(1),構造I)
- TS10. 地盤改良 : 10.1-埋立地盤(第13回アジア地域会議(インド),第3回日中地盤工学シンポジウム(重慶))
- 20295 N値にもとづく場所打ちコンクリート杭の先端支持力の評価に関する一考察(杭の鉛直(1):先端支持力,構造I)
- 20255 ソイルセメントと山留め壁芯材の付着低減に関する研究(山留め(1):ソイルセメント,構造I)
- 20336 施工後35年経過した鋼管ソイルセメント柱列壁の長期耐久性の調査(小規模建築物基礎・動的問題ほか,ポスターセッション,構造I)
- 20335 ソイルセメント壁の杭利用に関する研究 : その2 粘性土地盤での鉛直載荷試験結果(小規模建築物基礎・動的問題ほか,ポスターセッション,構造I)
- 同一敷地内の建物に近接した根切り事例 (特集 都市部近接施工とその対策)
- 20266 逆打ち工事におけるソイルセメント壁芯材の軸力挙動について(土の性質・杭頭接合・山留めほか,構造I)
- 20254 上段・下段が近接した二段山留めの挙動評価(山留め(2),構造I)
- 基礎構造の損傷が上部建物の損傷に及ぼす影響, 杉本三千雄, 鬼丸貞友, 119
- 20208 N値に基づく砂質地盤での場所打ち杭の極限先端支持カ度の評価に関する一考察(杭の鉛直:先端支持力,構造I)
- 液状化メカニズム・予測法と設計法 : 6.礫を含む粗砂および細粒分を含む砂の液状化特性(その2)
- 千葉県の地盤 (特集 首都圏の地盤特性と工事例)
- 20233 根入れのある杭基礎建物の側面および底面の水平抵抗に関する実験的研究(杭:水平(5),構造I)
- 20238 急速平板載荷試験による簡易な地盤支持力評価について(土の性質・調査、沈下、その他,構造I)
- 21292 重泥水吊り免震構造物の振動特性に関する実験的研究(その4) : 上下振動特性の検討(各種免震システム,材料施工)
- 21291 浮体併用構造の上下振動特性に関する研究(各種免震システム,材料施工)
- 21315 重泥水吊り免震構造の振動特性に関する実験的研究 : (その3)シミュレーション解析
- 21314 重泥水吊り免震構造の振動特性に関する実験的研究 : (その2)模型振動実験
- 20237 RO及びHDモデルによる地盤材料の繰返し変形特性の定式化 : その2 : 試験結果との比較
- 20236 RO及びHDモデルによる地盤材料の繰返し変形特性の定式化 : その1 : モデル定数の簡易評価
- 20408 砂質, 磯質地盤の液状化による沈下に及ぼす影響要因に関する考察
- 20297 大ひずみ領域における砂質土・粘性土の変形特性に関する一考察
- 20296 不撹乱砂・礫質土の初期せん断剛性に及ぼす拘束圧の影響について
- 20306 N値の大きい砂質地盤の内部摩擦角Фdの評価について その2
- 20254 ソイルセメント壁の杭利用に関する研究 : その3引抜き方向の鉛直載荷試験結果(山留め(1):ソイルセメント,構造I)
- 地盤材料の繰返し変形特性の定式化
- 20362 関東ローム地盤における親杭横矢板山留めの矢板計測(山留め・動的問題,構造I)
- 20248 密度増大工法により改良された地盤の静止土圧係数に与える細粒分含有率の影響(土の性質・調査(2),構造I)
- 20348 大断面 CFT 柱を有する直接基礎建物における支持地盤の挙動(その 2) : 支持地盤および 1 階床躯体の浮上り・沈下挙動評価
- 2599 砂質地盤の内部摩擦角φ_dと正規化された標準貫入試験のN値 (N_1) の関係
- 砂質地盤の内部摩擦角φdと正規化された標準貫入試験のN値(N1)の関係
- CORRELATION BETWEEN THE LIQUEFACTION STRENGTHS OF SATURATED SANDS OBTAINED BY IN-SITU FREEZING METHOD AND ROTARY-TYPE TRIPLE TUBE METHOD
- 急速平板載荷試験による戸建て住宅基礎地盤支持力の簡易評価法の開発
- 20297 高層部・低層部を有する建物における逆打ち構真台柱の浮上り・沈下の評価 : (その2)構真台柱の浮上り・沈下挙動の評価(沈下,構造I)
- 20296 高層部・低層部を有する建物における逆打ち構真台柱の浮上り・沈下の評価 : (その1)工事概要および計測結果(沈下,構造I)
- 20282 解体ガラの物理・力学特性について(その2)(地盤の支持力,構造I)
- 20265 格子状地盤改良における格子間隔の設定法(その4)(液状化(1),構造I)
- 20190 関東ローム地盤における親杭横矢板自立山留めの挙動と解析(山留め,構造I)
- 20347 大断面 CFT 柱を有する直接基礎建物における支持地盤の挙動(その 1) : スーパーコラム基礎部分の沈下挙動の評価
- 21313 重泥水吊り免震構造の振動特性に関する実験的研究 : (その1)重泥水の物理的・化学的性質
- 礫質土のK0値の評価
- 礫質土のK_0値の推定(『地盤工学会論文報告集』Vol.39,No.5 (1999年10月発行)掲載論文の概要)
- ESTIMATING K_0-VALUE OF IN-SITU GRAVELLY SOILS
- 宅地及び既存住宅への格子状地盤改良の展開(技術紹介)
- 20251 マイクロバブル水注入による砂地盤の不飽和化に及ぼす透水特性の影響に関する基礎的研究(液状化(2):対策・評価,構造I)
- 20208 東京都心部における洪積粘性土の再圧縮指数(土の性質・調査,構造I)
- 20207 地盤調査から求めた粘性土地盤の変形係数とひずみレベル(土の性質・調査,構造I)
- 20212 設計地下水位の設定に関する長期測定結果の考察(土の性質・調査,構造I)
- 20236 ソイルセメント壁の杭利用に関する研究 : その4 ソイルセメントと芯材の付着力・スタッド耐力(山留め(1):ソイルセメント壁,構造I)
- 宅地及び既存住宅への格子状地盤改良の展開
- 21020 東北地方太平洋沖地震による液状化被害調査事例(地震被害(2):東北地方太平洋沖地震,構造II)
- 20207 場所打ちコンクリート杭の施工における安定液の逸泥量の評価について(杭の調査・施工,構造I,2012年度大会(東海)学術講演会・建築デザイン発表会)
- 20206 杭間隔が小さい場所打ち杭の原位置施工試験 : 施工性と近傍地盤のゆるみ調査(杭の調査・施工,構造I,2012年度大会(東海)学術講演会・建築デザイン発表会)
- 20256 埋込み杭における杭孔の掘削精度計測方法(杭の鉛直(5),構造I,2013年度日本建築学会大会(北海道)学術講演会・建築デザイン発表会)
- 20308 基礎地盤不飽和化の実証的研究 : その1 原位置実験(液状化(3),構造I,2013年度日本建築学会大会(北海道)学術講演会・建築デザイン発表会)
- 20334 不飽和砂地盤のポアソン比の研究(土の性質・基準整備ほか,構造I,2012年度大会(東海)学術講演会・建築デザイン発表会プログラム)
- 20309 基礎地盤不飽和化の実証的研究 : その2 液状化強度特性(液状化(3),構造I,2013年度日本建築学会大会(北海道)学術講演会・建築デザイン発表会)
- 20247 小規模建築物基礎設計指針の簡易液状化判定法の適用性についての検討事例(液状化,構造I,2012年度大会(東海)学術講演会・建築デザイン発表会)
- 20246 小規模建築物基礎設計指針の簡易液状化判定法による被害程度推定の適用性についての検討事例(液状化,構造I,2012年度大会(東海)学術講演会・建築デザイン発表会)