プラントの容量と配置の最適決定 : 候補地のグループ化を用いた近似計算法
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
プラントの容量と配置の決定問題においては, その建設地点や建設時期を離散的な量として取り扱うことにより自由度のある定式化が行える.その反面, 問題の規模とともに計算量が急増して実用上の困難を生じることがある.そこで, 本研究では, その計算量を減少させる一方法として, 建設候補地のグループ化を用いたε-最適解を求めることができる近似計算法を開発した.すなわち, 候補地の非類似度とよぶ指標を導入して, 候補地を非類似度によってグループ化し, 各グループを一つの候補地として扱い, グループの選択, 建設容量の決定を行う.この決定値を制約としてグループ内部における最適化計算を行い, 求めるべき候補地の選択, 容量の決定を行う.真の最適地との差の上限を算出し, もしこれが定められた値より大きいときはグループを細分して計算を繰り返す.数値計算例によって提案した手法の意味とその有用性を示した.
- 社団法人日本経営工学会の論文
- 1984-12-15
著者
関連論文
- プラントの容量と配置の最適決定 : 候補地のグループ化を用いた近似計算法
- プラントの容量と配置の最適決定 : 予測需要量が不確実な場合に対する多目的意思決定
- プラントの容量と配置の最適決定 : 候補地のグループ化を用いた近似計算法
- プラントの容量と配置の最適決定 : 不確実な状況下における多目的意思決定法
- プラントの容量と配置の最適決定 : 長期間にわたる場合
- プラントの立地点と容量の最適決定
- プラントの容量と配置の最適決定 : 予測需要量が不確実な場合に対する解法
- プラントの容量と配置の最適決定 : 長期間にわたる場合
- プラントの容量と配置の最適決定 : 予測需要が不確実な場合に対する解法
- 組立作業と段取作業を伴う複合フロー・ショップ・スケジューリング
- 21世紀の日本をエネルギーと環境から語る
- 段取を伴う加工作業と組立作業を有する2段階生産システムにおけるスケジューリング
- 組立作業と段取作業を伴う複合フロー・ショップ・スケジューリング
- 配送センター間の協力がある在庫・配送システムの統合的最適化
- 配送センター間の協力がある在庫・配送システムの統合的最適化
- 組立作業を伴う複合フロー・ショップ・スケジューリングに関する一研究
- 確率的な動的生産サイクル決定問題に関する一研究
- 在庫・配送システムの統合的最適化
- 複数の機械により複数品目の製品を生産する多期間ロット生産計画-需要量が不確実な場合
- 部品加工と組立作業を同時に考慮したスケジューリング
- 広域的在庫システムの最適化
- 確率的フロー・ショップ・スケジューリング : 納期遅れ費用を最小にする場合
- 自動組立システムの解析
- プラントの立地点と容量の最適決定
- 2段階故障モデルによる化学プラントの設備診断計画
- FTAの定量的利用に関する一提案 : システムの設計および運転段階のための利用
- 多目的バッチプラントにおける各機器の設置階決定法
- 化学プラントの状態基準に基づく最適保全計画