アミノ酸系化合物の除草活性 : 第2報 N-置換フェニルカルバモイルアミノ酸誘導体の除草活性
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概要
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N-(Substituted phenylcarbamoyl) amino acid derivatives [N-(3,4-dichlorophenylcarbamoyl) amino acids (DA), N-(substituted phenylcarbamoyl) DL-alanines (SA). N-(3,4-dichlorophenylcarbamoyl)-N-methyl amino acids (DMA). N-alkyl-N-(3,4-dichlorophenylcarbamoyl) β-alanines (βDA), N-methyl-N-(substituted phenylcarbamoyl) β-alanines (βSM) and N-(3,4-dichlorophenylcarbamoyl)-N-methyl β-alanine thiol esters (βDMT)] were examined on their herbicidal activity by the pot tests. ( 1 ) Activity of DA was generally low and the compounds with an DL-alanine residue showed the strongest activity among DA. Difference between free acid form and methyl ester of carboxyl groups of amino acid residues was not observed. Among SA, N-(3,4-dichlorophenylcarbamoyl) DL-alanine showed the strongest activity. ( 2 ) Activity of DMA was generally found high. Among them, methyl esters of glycine, β-alanine and γ-aminobutyric acid showed rather potent activity. Especially, β-alanine methyl ester (MCMD) exhibited excellent margin of selectivity for wheat under the condition of foliar application. ( 3 ) Activity of β-DA depended upon the kinds of alkyl group and changed continuously against those of the group. The compound having iso-propyl group showed the strongest activity but caused serious damage on wheat. ( 4 ) In the methyl ester form of β-SM, activity varied in proportion to the hydrophobic constant (π) of substituents. In the free acid form of β-SM, however, activity varied in inverse proportion to π. Among β-DMT, ethyl thiol ester showed the strongest activity.
- 日本雑草学会の論文
- 1980-08-25
著者
-
竹松 哲夫
宇都宮大学
-
近内 誠登
宇都宮大学
-
寺西 正行
協和醗酵工業株式会社東京研究所
-
沖井 三孔
協和醗酵工業株式会社東京研究所
-
松隈 征夫
協和醗酵工業株式会社東京研究所
-
沖井 三孔
協和醗酵工業株式会社医薬研究開発部
-
寺西 正行
協和醗酵工業 (株) 東京研究所
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