腸管出血性大腸菌O157:H7実験感染牛の排菌経過(短報)
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概要
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約3ケ月齢の黒毛和種子牛3頭に腸管出血性大腸菌O157:H7を経口投与し,糞便中への排菌を追跡した.3頭中2頭はそれぞれ5週目,9週目で排菌が停止したが,残りの1頭は調査を打ち切る31週まで糞便1gあたり10^1∼10^4CFUの排菌を続けた.農場においても,一部の感染牛が長期保菌・排菌牛となり,同居牛及び周辺環境の持続的な汚染源となっている可能性が示唆された.
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