ゲタウイルス感染による新生子豚の死亡例 : ウイルス分離
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概要
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新生子豚の致命的な甚急性病が1985年10月に神奈川県下で発生した. 病気の特徴は元気消失, ふるえ及び黄褐色下痢便などであった. 死亡した4例の脳, 肺, 腎, 扁桃及び腸管からESK細胞で細胞変性効果を示すウイルスが分離, クローニングされ, Kanagawa株と名付けられた. Kanagawa株は理化学的, 生物学的及び血清学的性状から, トガウイルス科のアルファウイルスに属するゲタウイルと同定された.
- 社団法人日本獣医学会の論文
著者
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矢後 啓司
神奈川県家畜病性鑑定所
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成田 實
農林水産省家畜衛生試験場
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萩原 茂
神奈川県湘南家畜保健衛生所
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成田 實
農林水産省家畜衛生試験場 感染病理研究室
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川村 齊
農林水産省家畜衛生試験場
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成田 実
農林水産省家畜衛生試験場
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