泌乳ラットにおける血漿インスリン濃度の低下
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概要
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心乳ラットにCB-154を投与すると, 血中インスリン濃度は処女ラットの値まで回復したが, 同時に泌乳は停止した。泌乳ラットのインスリン濃度は乳仔の除去によって上昇したが, この上昇は同時にプロラクチンを投与しても阻止できず, 授乳再開によりインスリン濃度は再び低下した。これらのことから, 泌乳ラットでは乳汁分泌がインスリン濃度の低下をもたらすと推察された。
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1986-08-15
著者
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