牛の心臓腱索における心内膜の乳頭腫様増生について
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概要
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ホルスタイン種250例, 黒毛和種100例のと殺牛の心臓を検索し, それぞれ72および29%に, 心臓腱索心内膜における乳頭腫様増生を認めた。本病変は両房室弁の腱索のみに認められ, 弁膜に近い部分の血液流入面に多発し, 変性性病変または細胞反応などは認められなかった。弁膜には病変は見られなかった。発現率は18力月齢以上で著しく高かった。
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1984-06-01
著者
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松川 清
酪農学園大学家畜病理学教室
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松川 清
酪農学園大学獣医学科
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松川 清
酪農学園大学獣医学科家畜病理学教室
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松川 清
酪農学園大学獣医学科獣医病理学教室
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松川 清
酪農学園大
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飯田 恒義
名古屋市食肉衛生検査所
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牧野 鎮
名古屋市食肉衛生検査所
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